季節が巡り、花咲く春がやってきました

秋に植えたチューリップの球根も花を付け、子どもたちの目を楽しませてくれています

なでしこ組に進級した頃はじっくりと一人で遊ぶことが多かった子どもたち

自分の持つイメージを一人で自由に表現してのびのびと遊んでいました

 

この一年、子どもたちがイメージした物を作って遊ぶ姿そのものは同じですが、手先や空間認知の発達により作り方がより複雑になったり、言葉が発達したことによって友だちとのやりとりのある遊びが見られるようになったり、自分の経験したことの記憶を活かしての役遊びが出来るようになったりと遊びの中に子どもの成長が感じられます

友だちと何かをすることが楽しい、という様子が見られ始め、誘い合って遊ぶようになったこともこの一年の大きな変化です

イメージを伝え合いながら共有し、一緒に遊びを作り上げていくなかで意見がぶつかっても互いの思いを伝え合いながら遊ぶ姿が増えています

お店の人とお客さん、お医者さんと患者さんなど一対一でのやりとりの遊びが多いです

もちろん、まだ一人で自分のしたいことを存分にすることも大切な時期なので、一人でじっくり遊ぶ姿も見られますが、集中している時間が長くなったと感じます

まもなく幼児クラスに進級し、異年齢の新しい世界に子どもたちは入っていきます

自分よりも大きい人たちのいる環境でたくさんの刺激を受けて行くことでしょう

進級に向けて期待に胸を膨らませているなでしこ組の子どもたちです