新年度を迎えてもう1ヶ月終わろうとしています。
3月に大きい子が卒園し、4月に子ども達はそれぞれ進級して、
2歳のなでしこ組から8人の子がききょう組に、新入園の子が2人、合わせて10人の小さい子が加わった25人のクラスです。
初めはお互いに戸惑い、遠目に見ている様子もありましたが、小さい子がクラスに慣れると同時に、中くらいの子も大きい子も自分の出来ることでクラスを支えようと、小さい子の世話をし始めました。
庭に行くときは小さい子の手を繋ぎ、道の端っこを歩くことを教えます。
食事の時間には保育者の片腕となって、食器の置き方をみてお鍋からの料理をよそいます。
名前やマークを覚えていくと共に、小さい子が大きい子達と一緒に遊ぶようになってきました。
見ているだけだったり、入れてもらったり、無理なく自分がどうしたいのかを正直に表します。
大きい子達も、嬉しいながらも困ったり、自分がどうすれば良いのか考えたり、気持ちも毎日フル稼働しています。
大きい子だけになると、「知っていること知っていること」を小さい子に自慢げにみせるように遊んでいます。
最終週からは体育も始まりました。体操服に着替えるのもひと仕事ですが、クラスの仕事を担っている大きい力を借りて、小さい子も必死で付いていこうとしています。
クラスもだんだん落ち着いてきました。今はまだ個人でバラバラしていますが、小さい子のおかげで大きい子は成長し、大きい子のおかげで小さい子は成長していきます。
3月を迎える頃、どんなクラスになっているのかとても楽しみです。