はぎ組part2です

子どもがしていることを観察したことはありますか?

遊びの1場面を覗いてみましょう。生後10ヶ月です。

1,自分の姿

鏡を見ています。自分の姿をよく観察しています。

「目の前に見えるのは、誰?」

手を上げたり、頭に手を乗せたり、おでこをぶつけてみたりしながら、観察を深めます。

それから、もっと近づいてよく見ます。

その後、友達の顔を見に行きました。

 

2.音

カゴに入っている卵形のジャラがどうしても欲しくて、声を上げながらちょっと苦労して取りました。

振って音を聞いています。達成感もあり、嬉しそうです。

しばらく振った後、移動してクッキー缶(玉入り)を2つ並べて叩きます。音の違いを確認しています。

終わると、トンネル台につかまり立ちをして天板を叩きます。これもまた違った感触と音がします。

 

 

それぞれの遊びは短く、観察をしていないとそれぞれ関係のないことに見えてしまうかもしれません。子どものしていること全てには意味があって、高い価値のあるものです。毎日沢山のことを調べて、やがてそれらが少しずつつながりを持ってきて、世界が少しずつ形作られてきます。

そのために大人は、子どものしていることに敏感になり必要な環境を整えていきます。

子どもが日々発見をする様に、大人も日々発見や感嘆があります。