新年度のききょう組になって2ヶ月が過ぎようとしています。
ききょう組で3年目を迎える大きい子も1年目の小さい子も、毎日繰り返して積み重ねて行くことがたくさんあります。
お昼寝の前後に、体操着に着替えるために、クラスのでは着替えの時間があります。
まだ自分の力では全部できない小さい子は、やれることは自分で、できないところは
大きい子が手伝っています。大きい子も2年前は小さい子で、当時の大きい子に着替えを手伝ってもらっていました。
自分で着るのも、着方を教えるのも積み重ねられます。
食事の時間に、お鍋から自分の食べられる量を毎日練習しながら積み重ねます。
指や手首の動きが自由になった時、やっと思うようにお玉を扱うことができます。
「このくらい?もっと飲む?」と聞きながら小さい子にお茶をついであげています。
ポットは結構な重さがありますので、中のお茶を感じながらついであげます。
スプーンの持ち方やすくい方、どのくらいの量を自分は一口で
食べきれるのか、どのくらい噛めば上手に飲み込めるのか、毎日嬉しく食事しながら
積み重ねます。
友だちと遊びながら、どうすればお店が上手く回るのか、何で嫌だと言われるのか、
こうすればもっと楽しいんじゃないか、みんながそれぞれ考えながら毎日を過ごしています。
3月にはきっと積み重ねたことが花を開くことでしょう。