大庭の木々の葉もすっかり落ち、毎朝霜が降りていて寒さも厳しくなってきました。

季節もあっという間に冬です。冬といえば、まず初めに訪れる行事は・・・

そう、クリスマスです。

子どもたちも大好きな行事の一つですね。

クリスマスを迎えるまでの準備としてまずはクリスマスツリーを飾りました。

何度も遠くから見てバランスを考えながら、美しく飾ってくれました。

階段の踊り場が華やかになりましたね。

クリスマスツリーを眺めながらクリスマスが早く来てほしいと話したり、飾りが綺麗だとうっとりする子、自分の家もツリーを飾ったと話す子もいました。

 

さて、おみなえし組もクリスマス仕様に飾り付け開始です。

秋を楽しむ会でたくさん集まったくぬぎのドングリを使って飾り作り。

金や銀の絵の具で彩色し、乾いたらボンドでくっつけていき小さいリースを作りました。

こちらはフエルトとモールを使って靴下作り。

フエルトを半分に折り、型紙を当てて線をなぞり、靴下の形に切り抜きます。

パンチで穴を開けてモールを通していき、スパンコールを貼って華やかに仕上げました。

これは紙製のコースターに切り込みを入れ、細い毛糸を引っかけていきます。

そうすると雪の結晶の飾りが出来上がるのです。

子どもたちのまっすぐで真剣な表情。出来上がったときの喜びの笑顔は達成感でいっぱいです。

その他にもストローを使った飾りやハートの飾りも作り、大庭で拾ってきた大きな枝にみんなで飾り付けをしました。

写真には撮り忘れてしまいましたが、受け入れ室やクラスの部屋がクリスマス一色だったんですよ。

 

こうして今か今かと楽しみにしていたクリスマス当日。

朝からサンタさんからもらったプレゼントの話でもちきりでした。

午前中はおみなえし組、ききょう組合同のクリスマス会でした。

歌と共にろうそくに灯がともり、ふっと息で吹き消されたところから会が始まります。

まずはじめにクリスマスとはどういうものか、についておはなしがありました。

子どもたちは真剣に耳を傾けています。

大人から、詩「44羽のべにすずめ」

44羽のべにすずめがお料理をしたり、狩りに出かけたり、一緒に寝たり、様々な姿を見せてくれます。

詩の言葉に合わせてべにすずめになりきり仕草をしました。

続いて「王様の朝ごはん」

王様、女王、召使い、め牛が登場する劇あそび。

ユーモアのある作品で、子どもたちも楽しめたようです。

おはなしの世界に入りこむ子もいれば、話の落ちで大笑いする子もいました。

そのあと子どもたちもわらべうたや詩であそびました。

最後に大人から「かねのねひびけ」のうたのプレゼント。

これでクリスマス会は閉幕です。

 

そして午後―お待ちかねのクリスマスケーキを食べました。

作っていただいた生クリームと苺がたっぷりのったケーキに、子どもたちも笑みがこぼれます。

たくさんあったケーキもあっという間になくなりました。

おかわりもして、子どもたちは大満足のようです。

 

クリスマスが終わると、もう年末が近づいてきています。

今年一年も終わりを迎えようとしていますね。

みなさんにとって今年はどんな年になりましたか?

来年も良い年になりますように、よろしくお願いいたします。