まだまだ寒い日が続いていますが、なでしこ組の庭にはふきのとうのつぼみがひょっこり顔を出し始めました。少しずつ春の足音が聞こえてきたようです。店頭にも真っ赤ないちごがならびはじめ、なでしこ組ではいちごジャム作りをしました。素材が調理され自分達の口に入るまでを途切れることなく見て、触れて、匂いを感じて、食しました。
石けんで手をあらったら、、、まずはいちごのヘタ取りです。
次に、鍋にいちごと砂糖を入れ火にかけます。「いい匂いがする~」と思わず鼻をくんくん。部屋中に甘い香りが広がります。
コトコト煮詰めたら瓶に移し替えて、、、
いよいよ完成です!!できたてのジャムのあたたかさに触れ「あったか~い」と声があがったり、瓶をのぞきこみ「この白いつぶつぶはな~に?」と潰れたいちごの種を不思議がる子もいました。できあがったジャムは、食器棚に置き、子ども達も、おやつの時間を楽しみにこの後の給食・午睡を過ごしました。
そしていよいよおやつの時間です!大人がパン屋さんになり子ども達がお皿をもって並びます。目の前でパンにジャムを塗りながら、「どのパンがいいですか?」「これください」などと会話をしながらパンを選び席に着きます。
「いただきます!」パン屋さんは大盛況です。たくさん食べ、おかわりもして美味しくいただきました。普段おやつで出るサンドイッチは手に取りそのまま食べていましたが、今回はジャムを作っていた時に匂いをかいだので食べる前にジャムの匂いをかいで食べていました。
絵本やカード遊びのいちごの絵を見ると「ジャム作ったよね」「美味しかったね」と子ども同士会話をしている姿があり子ども達の心に残った体験になりました。