松の実保育園にはとても広い庭があります。子どもも職員も大好きな自慢の庭です。

季節が変わるとき、広大な庭は遊び場だけでなく、とても良い先生となり、教材となります。

例えば、秋風が心地よく吹く日に庭に寝そべってみたり・・・

雲一つない日は、秋でもとてもまぶしいです。

子どもたちは「帽子の隙間からなら、まぶしくないよ」と日差しを感じていました。

 

他には、冬の芽を探して、ふわふわの芽を触ってみたり・・・

日差しや風の柔らかさや虫の鳴き声が変わっていること、木々の変化など多くのことに気づき、

体験しています。

この日は紅葉も綺麗だったので、自分が素敵だと思う葉を集めて、

『押し葉』にしました。

この後、押し葉にしたものを使って絵を描きました。

葉を重ねて他の物に見立てたり、顔ほどある木蓮の葉を風船にしてみたりと、

豊かな想像力で作り上げていました。

松の実保育園の周りでも開発が進んできましたが、まだ身近な自然が残っていること、

空気のおいしさに心が解放されて、ほっとします。

この庭には遊具の他にも、釜戸や堆肥を作るところ、畑、花壇と体験が出来るところが

たくさんあります。

体でいっぱい感覚し、毎日の発見がわくわくする場所を大切にしていきたいと思います。