新年度が始まって三ヶ月が過ぎました

四月に緊張の面持ちで入園した子どもたち

家庭から離れ、保育園という環境で過ごすこと、お母さんやお父さんでもない、初めて出会う大人との生活に最初は様々な姿で不安や抵抗感を表していました

泣く、寝ない、食べない、遊ばない

それぞれの子が思い思いに自分を表して過ごしていたのが四月の最初です

慣らし保育でおうちの方と一緒に保育室で過ごし、食事をして環境を知ってもらうことから始め、徐々に時間を延ばしながら保育園での生活を知り、慣れていく、ということを毎年丁寧に行っています

毎日繰り返す中で、自分の世話をしてくれる大人がいること、自分のベッドがあること、好きな遊具があること、などを知り、少しずつ少しずつ保育園での生活を受け入れて過ごせるようになります

おうちの人は一緒ではないけれど、この大人が自分を見ていてくれる、困ったときは助けてくれる

保育者が子どもにとってそういう存在でいられるように子どもたちをよく見て、感じられるように努めています

三ヶ月経ち、今では泣かずに登園し、室内を自由に探索して遊び、よく食べ、自分で眠る子どもたち

保育園が安心できる場所になったのかな、と感じています